スポーツ歯学|平岡歯科医院|千種区猫洞「本山駅」の一般・小児・矯正歯科・口腔外科

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スポーツ歯学

スポーツ歯学|平岡歯科医院|千種区猫洞「本山駅」の一般・小児・矯正歯科・口腔外科

スポーツ歯学とは

1:スポーツ歯学とは

わが国におけるスポーツ歯科は,30年以上の中で学術的発信や運動愛好家・アスリートの方々へスポーツ歯科的知識の啓発、良質なマウスガードの提供を行ってきた学問です。

2:当医院におけるスポーツ歯科

院長が日本スポーツ歯科医学会認定医、公財日本体育協会公認スポーツデンティストの資格を持っており、長年スポーツ歯科への取り組み行ってきました。
さらに、副院長は日本補綴歯科学会専門医の資格を持っており、大学ではスポーツ時にも深く関係するかみ合わせの研究を行ってきました。当医院ではこのような経験やエビデンスに基づいた診療を行うことで、スポーツを行っている方のお口の健康を守ります。

実際には、適切なマウスガードを作製、さらにその後の調整やメインテナンスを行っております。スポーツをよくする方は運動時に食いしばる時間も多く、歯や顎への負担が大きくなるため、口腔のトラブルも起きやすい傾向があります。
また、スポーツ飲料を摂取する機会も多いと虫歯のリスクも上がります。このようなことから、アスリートの方のメインテナンス時には、運動を行っているという背景を考慮した上で診察を行います。
また、院外におけるスポーツ歯科の活動も積極的に行っておりプロスポーツチームのチームデンティスとしてスポーツ選手のお口の健康に寄与してきました。
その他にも、地域のスポーツチームや学校の部活動の検診や啓蒙活動も行っております。

スポーツマウスガードとは

1:マウスガードの目的

マウスガードの目的

  • ①選手の舌、歯、顎などの外傷の予防、症状の軽減
  • ②スポーツ中の強い噛みしめによる歯の咬耗(すり減り)、歯の破折などの予防、軽減
  • ③顎関節の保護

このように、マウスガードには様々な効果があるので、コンタクトスポーツや格闘技はもちろんですが、ノンコンタクトスポーツやトレーニング時においてもスポーツを行う方は使用することをおすすめします。

2:マウスガードの種類

ご自身でキットを購入し、お湯などを使って軟化し歯に合わせる簡単に作れるものもあります。
しかし、歯科医師が診察し、歯科医師あるいは歯科技工士により適切に製作され、口腔内で調整されるカスタムメイドタイプは、適正な噛み合わせを付与することができ、適合性に優れます。
そのため違和感が少なく、発音し易い、種目や選手の口腔内に適した設計ができるなど多くの利点があります。当医院では歯科医院でマウスガードを作製したものを使用することを推奨しております。
厚生労働省「グレーゾーン解消制度・新事業特例制度」において、令和元年10月25日に以下のような記載もあります。

厚生労働省「グレーゾーン解消制度・新事業特例制度」について

「インターネット通販を活用したマウスピース等製作事業において、特定個人に対して作成するマウスピース等は、口腔内に装着されるものであり、不適切なものであった場合、歯列や咬合等に影響を及ぼし、歯科医師の歯科医学的判断及び技術をもってするのでなければ人体に危害を及ぼすおそれのある歯科医行為に該当し、当該事業により提供等されるマウスピース等は歯科技工士法第2条第1項に規定する歯科技工により作成されるべきである。」

3:装着が義務化されているスポーツ

  • ボクシングなどの格闘技
  • 極真空手
  • アイスホッケー
  • アメリカンフットボール
  • 高校ラグビー
  • 女子ラクロス

マウスガード作製について

1:流れ

1.口腔内診査、印象採得

型どりを行い、ご自身のお口に合ったマウスガードを作ります。(虫歯の治療を先に行った方がよい場合はご説明させていただきます。)
スポーツによって色の規定もあるため、マウスガードの色を決めていただきます。

マウスガード作製1
マウスガード作製1
マウスガード作製2
マウスガード作製2
吸引加圧成型器
吸引加圧成型器

※当医院では院内でマウスガードを作製することができるので、紛失や破損時などお急ぎの方はご連絡ください。

2.マウスガードのセット・調整

約10日前後でマウスガードが完成し、お口の中で噛み合わせや大きさなどを調整します

3.使用後の調整

実際に使用していただき、その後調整をさらに行うことでより適合の良いマウスガードを使用していただけます。

2:マウスガード使用時の注意点

  • ①使用後は常温のお水で洗ってください。熱いお湯を使用すると変形する場合があります。
  • ②マウスガードの清掃には専用のスプレーや入れ歯洗浄剤をお使いください。
  • ③水洗後はよく乾燥してケースに入れて持ち運びをしてください。そのまま持ち運ぶと変形の原因になります。
  • ④半年から1年に1回はメインテナンスにお越しください。その時にマウスガードも一緒にお持ちください。

3:費用

スポーツ用マウスガードは保険適応外の診療になり、1回の作製で5,500円(税込)いただきます。